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窯焚き
- 2009/09/25(Fri) -
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 由夫さんの顔のついたオブジェと一緒に窯詰め。由夫さんの作品は2メートル程あるため、のこぎりで3分割する。焼成後、組み立てる事とする。顔のオブジェは今は亡き奥さんに捧げるオマージュだそうだ。最愛の奥さんを亡くされて、暗く絶望の渕にいた由夫さんは、粘土で何気なく作っていた顔の作品に、自ら癒され、だんだんと生きる活力が戻って来たのだそうだ。それから、1万点顔を作ると心に決め、手当たり次第(表現は間違ってると思うが)に顔を作り、旅先で出会った人にプレゼントしたりする。自分も初めて出会った時に3つ貰った。  
 由夫さんの話にはいつも奥さんが登場する。「あの人が、あの人が」と口にし、深い愛情をいつも感じる。由夫さんがどんな思いで絶望から立ち上がり、どんな思いで奥さんへ捧げる作品を作り続けるか、それは簡単な事ではないけれど、1万点の1つにでも協力できてうれしく思う。


 
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 窯が1220度くらいになったら、前にある色味穴から薪を入れる。ダンパーを1㎝だけあけて閉じてしまい、ガスバーナーも10本中6本を消して鉄板で蓋をする。蒔を入れると一気に窯が張った状態になり、火が噴き出し強還元になる。薪が燃えてなくなったら次を入れるといった感じで、1000度になるまで1時間半ほど続ける。窯は還元落としに近い状態となり、炭化の雰囲気が期待される。

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 すぐ右手に熱電対があるんだけど、あれ危ないね。
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