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- 2010/02/23(Tue) -
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 大分、出来てきました。

 冬場は乾燥も遅いし、焦ってはいなかったんだが、ひと月かかっている。ちょっと遅いな。長い時間関わっていると、どうしても途中でだれる。もう終盤で、今週中には完成させたいため、あと一息気合いを入れ直す。

   

 母校である専攻科の卒展、gallery voiceでの「やきものの現在」を見に行く。voiceでは、「表現者になるということ」をテーマにシンポジウムが行われたが、すっかり忘れて聞き逃してしまった。voiceでの久しぶりの造形のシンポだったのに残念だった。
 
 展覧会では、意匠研時代からかっこいいなと思っていた甲田さんなど、若手を中心とした人選と構成だった。
シンポでどんな話になったのか分からないが、今これから、造形で仕事をしようとするって事はどんな事なのか聞いてみたいなあと思った。戦後、高度成長期に入り、世間のポジティブなエネルギーの中、何か出来るんじゃないかって、夢中になった。と八木一夫が言っていた。その渦巻く激流の中に飛び込んで、飲み込まれていった人達も数知れないが、そんな高エネルギーがあったからこそ時代を作ってきたのだと思う。
  
 毎日、配達等で陶器の街を回っていると、今の時代の「陶芸家」(一般的な意味として)は産業があってこその産物だと感じる。窯場の大将が、窯仕事と平行して自分の作品も作り、陶芸家として名を成す。という事は本当に多い。そうゆう意味では、産業なしでは陶芸家は育たなかった。

 そして今、から未来。産業の規模がだんだんと小さくなり、人材を育てるという意味ではなかなか厳しい状況になっている。しかし、そうかと思えば、他県から数多くの若者が、土と陶芸に興味を抱き、勉強に訪れている。

 物が売れない時代、何を考えて物作りをするのか。そして、造形をするという事はどうゆう事なのか。考えても仕方ないのかもしれないが、作り手は、自問自答を繰り返すべきだと思う。

 少し固い事を書いた。
 
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