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もうひとつ
- 2010/12/24(Fri) -
 ここのとこ10日ばかりでバタバタっと仕事を進め、クリスマス窯焚き。

 今は、1月8日から始まる岐阜市のギャラリー「なうふ」さんでのグループ展に向けての制作である。いよいよ期日が迫ってきていたので、もうひと作品、もうひと窯、どうしようかなあとぎりぎりまで悩んでいた。割と大きな物を持っていくので、「小作」もあった方がいいのではないかとか、買いやすいものもあった方がいいのではないかとか、売れる物も無いと迷惑なのではないか、とか、色々悩んだ。そこで、解りやすいような「小作」を作ってみようと試みたのだが、これがびっくりするほど出来ない。どうやっても出来ない。時間はない。焦る。出来ない。
 それで、あきらめようとした。2週間程前の事である。その頃、配達ついでに、いつも話をさせてもらう作家の大先輩に今の心境をぽつぽつと話した。
 期日に追われ気が焦る事。「小作」を作ろうとした事。売れるものもいるんじゃない?っていうスケベ心が出てきた事。焦って作るのは、いつもと感覚が違う事。などなど。
 
 大先輩が自分に言ってくれた事はこうだった。

 「作品を作るうえで、もっとも理想的な心理状況は、何事にも縛られず、のびのびとしている事かもしれないけど、実際はそうではない。生活をするために、納期を決め、作品というけれど、数とノルマをこなすのは商品だ。オブジェのような作品でも、期日があり、それまでにおさめようとして作るのは「作品」といえど「商品」を作る感覚と同じなのではないか。   「小作」で売れそうな物と考えるのは、陶器の世界にいる悪い癖だ。それは他に考える人がいるから、「作品」を出す。と決めたら、それに集中すればいいのではないか。2週間ならまだ時間はある。ゆったり構えてる場合じゃないんじゃないの?
 日々、生活をするように、自分の気持ちを刻むように作品を作っていく。それは、毎日、今日一番良いと思う事を選択しながら作品に刻んでいく。それが積み重ねになり、振り返った時になんとなく自分が見えてくる。

 期日に追われ、焦る。という心の変化は、日常のそれとは違うけれど、それも貴重な体験で、その時しか味あわない心境の中で仕事をするのも、とても良い勉強になるものだよ。せっかくなんだから足掻きなさい。まあ、そうゆう時は決まっていいものなんか出来ずに、しまったこんちくしょうとか思うんだけど、足掻きなさい。」


 うまく文面には出来ないけど、こんな話をした。


 それとアドバイスとして、「いいテンションで作れたものがあるのなら、こうゆう時は、もう一回同じ事をしてみるんだわね。」と言われたので、あーだこーだ考えずに、もう一度同じ物に挑戦した。
 それから2週間。今日、窯焚き。

 
 
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